退職代行

【退職代行】ブラック企業を辞めたいなら利用するのもあり

私自身も経験があるのですが、会社を辞めたくても辞められない。それで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

私は過去にとある大手広告会社で営業職として働いていた事があります。一部上場企業で社名も広く知られている会社でした。しかし内情はとんでもないブラック企業。

経験があるので確信して言えますが、ブラック企業はさっさと辞めましょう。我慢しても鬱になるだけです。

そしてブラック企業あるあるなのが、『簡単に辞めさせてくれない』という事。

そんな方は利用するかしないかはさておき、【退職代行】という方法があるのも知っておいて下さい。

私が経験したブラック企業の内情を紹介

冒頭でも少し触れましたが、私が経験したブラック企業は会社規模としては大手企業であり、しかも一部上場企業です。オフィスも都会のオシャレな感じ。転職で中途社員として入社しましたが、時代の先端を行くホワイトな会社。漠然とそんなイメージを抱いていました。

しかし入社したらすぐに理解しました。

あ・・・この会社ヤバいと

毎月誰かしらが退職・入社するので歓送迎会がない

ブラック企業って人の入れ替わりが激しく、私が勤めていた会社もそうで毎月人が入れ替わっていました。新人が入社すると歓迎会が開催される事多いと思いますが、全くありません。歓迎会すると毎月飲み会になってしまうので・・・・

もちろん毎月中途入社があるという事はそれだけ人が辞めているという事。当然ながら送迎会もありません。

このようにブラック企業は当然ながら離職率が高くなります。余談ですが『3年離職率』という指標があります。これは新卒が3年以内に辞めた割合を示す数値ですが、だいたい平均が30%。これを大幅に上回る数値だと危険です。転職など会社選びの際は3年離職率を必ずチェックしておく事をおススメします。(上場企業なら会社四季報などで調べれば数値を調べる事可能です)

ちなみに私が働いていた会社の3年離職率はNA・・・つまりノーアンサー(未回答)でした。実数値は相当悪いんでしょうね。公表すらしていませんでした。

注意

ただし100人新卒が入社する会社もあれば2~3人の会社も。母数が違うので3年離職率の数字は絶対ではない。

壁に向かって営業ロープレさせられている異様な光景

営業ロープレ(ロールプレイング)ってご存じでしょうか?簡単に言うと社内の同僚や上司を相手にして顧客側・営業側にそれぞれ分かれ実演練習するものですが、なぜか成績の悪い営業マンは1日中壁に向かって1人でロープレさせられていました。完全にイジメにしか見えない・・・・

この会社のおかげでロープレという単語が大嫌いになりました。

犬以下かと罵られる

今でも覚えています。上司に言われて殺意を覚えた一言が『お前は犬以下か』です。

クソ上司:契約取ってこい

わたし:頑張ります

クソ上司:結果は?

わたし:残念ながら成約になりませんでした。

クソ上司:なんで?言われたことできないの?お前は犬以下だな

 

特に成績悪い営業マンは毎日こんな感じで罵られ病んでいき消えていきました

パワハラまみれのとんでもない会社で鬱一歩手前になっていたと思います。

拘束時間も長く毎日が体力的にも精神的にも苦痛でした。もちろんサービス残業当たり前。

そんな中、たまたま上司とのメールを見た嫁さんが『こんな会社すぐ辞めな!!』そう言われ目が覚めた感じです。

それでわたしは会社を辞める決意をしました。

ブラック企業は人をゴミのように扱うのに中々辞めさせてくれないワケ

さてブラック企業は人をゴミのように扱いますが、いざ辞めようとすると引き留めてくるパターンが多いです。

『もう諦めるのか』『結果を出してからにしろ』『もう一年は頑張れ!!』など、言われ考え直した人も多いかと思います。

なぜすんなり辞めさせてくれないのか?それには理由があります。

新たに人を雇うために経費が必要だから

特に規模の大きいブラック企業は人材の定着率が悪いため常に求人を出しているパターン多く、リクナビネクストやdudaといった民間の転職サイトに掲載されています。

ところで民間の転職サイトの収益構造ってご存じでしょうか。

基本的に多くの転職サイトは転職者が登録料や転職成約料など金銭的な負担することはまずありません。転職サイトは会社側より報酬を得て収益を得ています。

転職が成約となった場合、転職者を採用した会社は求人サイトへ紹介手数用を支払います。この紹介手数料の相場は理論年収の約35%。

理論年収とは【転職者の給与12ヵ月分+交通費以外の手当+報奨金(ボーナスなど)・一時金】となります。

理論年収の例

月給30万円、各種手当5万円、ボーナス4カ月(30万×4=120万円)とすると30万円×12カ月+5万円×12ヵ月+120万円=540万円が理論年収。

理論年収が540万円で紹介手数料を35%とすると189万円・・・・・かなり高額だと思いませか??

このように人の採用ってかなりの金額が必要となります。

つまりブラック企業は新たに人を雇うと経費が掛かるのでできれば定着させたい、これが本音です。(それなのに人を大事にしないのは謎ですけどね・・・)

クソ上司の評価が悪くなるから

人をゴミのように罵ってくるクソ上司ですが、当たり前ですがその人の部下が次々と辞めていくと会社からの評価は悪くなります。

いざ辞めるとなると引き留めてくるのはこれが理由。

何社か経験しましたが、パワハラする人って自分自身もパワハラを受けていたパターンが多いと感じます。それが当たり前になっているんですよね。自分も苦しんでいた癖に同じことを他人にする。マジでクソです。

パワハラする人は部下をボロクソに罵っている自分がカッコいいと勘違いしている人が多く、承認欲求が高い傾向にあります。

そういった人はより上席から『君の部署何人も辞めているけどどうなっているの??人の管理も仕事のうちだから評価に関わるよ』、こんな感じで釘刺されると焦ります。

パワハラをさも熱い指導であったかのごとく誤魔化してきます。

騙されないようにしましょう。

退職代行というサービスがあるという事だけでも知っておくべき

少し前置きが長くなってしまいましたが、知っておいて欲しい事は利用するかはともかくとして、【退職代行】というサービスがあるという事です

従業員には会社を辞める権利があり、正社員・派遣・アルバイト関係なく2週間前に会社に対して退職の意向を伝えれば雇用契約を解約できる、これは民法にて定められています。

就業規則などで退職する場合は1ヶ月前に伝える必要がある、などと記載されている場合が多いですが、この場合でも民法の方が優位となるので法的には2週間前なら問題なく退職できます。つまり有給が14日以上あえば1日も会社行かず退職は可能となります。

民法627条1項

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れができる。

この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から二週間を経過することによって終了する。

 

※ただしこれは『期間の定めのない雇用契約』の場合。とは言え雇用期間の決まっている契約社員であってもやむを得ない事情があれば期間内でも退職できます。

最短で2週間前に会社に伝えれば退職することは可能。なのにわざわざお金を張って退職代行のサービスを利用する意味があるのか?

そういう意見もあります。ただ私自身ブラック企業に勤めていたのでわかりますが、1ミリたりとも会社と関わりたくない、そうなったらお金で解決するのもアリです。

上司の顔を見るのもキツイ。仕事のことを考えていると吐き気がする。また明日会社と考えると不安と憂鬱で眠れない。こんな状態ならもう鬱一歩手前です。本格的に鬱になる前に辞めてしまいましょう。我慢して働いても不幸しかありません。

再度言いますが退職代行というサービスがある、という事を知っておきましょう。最悪それを利用すれば良い、そう知っていれば気が楽になります。

退職代行を利用するメリット

退職代行は会社との間にエージェントが入り、退職を希望する人に代わって会社とやり取りしてくれます。早ければ退職代行に依頼したその日から出社する必要がなく、クソ上司に会わずして退職することが可能。

さらに弁護士のサポートを受けれる退職代行だと未払い給与・残業代や有給休暇の請求などもサポート内容に含まれているサービスもあります。

退職代行を利用するメリットまとめ

・クソ上司の顔を見る必要がない

・会社に行かないで退職手続きを行う事ができる(早ければ依頼したその日から即日対応)

・言いにくい未払い給与・残業代などについても任せる事が可能

退職代行を利用するデメリット

退職代行を利用するデメリットとしてやはり一番大きいのは費用が発生するという事でしょう。相場としては正社員での退職だと3~5万円となります。

この金額について高いか安いか、人それぞれ印象は違うと思いますが、私は安いと感じました。心的ストレスから解放されてこの金額ならある意味メリットと言えるかも、と思います。

ただ前述しましたが従業員には辞める権利があり、退職代行を利用しなくても退職は可能です。本来要らない費用を負担するという意味ではデメリットと言えるのでしょう。

もう一点、退職代行というサービスは法的にグレーな場合がある、そういうデメリットもあります。というのも報酬を目的として法律業務を行うのは基本的に弁護士しかできないと弁護士法(72条)によって定められています。弁護士の資格がないにも関わらず報酬目的で法律業務を行うことを『非弁』と言いますが、退職代行って非弁行為じゃないの??と問題視されており法的にグレーな部分があると言えます。

退職届を代わりに提出するだけなら非弁行為とはなりませんが、退職代行を利用するケースって大抵何かしらの問題・トラブルを抱えており会社と交渉する事が多い。法律関係で交渉事が発生するとこれは弁護士の領分ですね。

実際に退職届を代理で提出してそれでお終い。それだけの業務で料金を請求してくる悪徳業者・・・とも言い切れないですが、退職届を代理で出す事しかしない(できない)業者もいますので、サポート内容はしっかり確認して業者選びをして下さい。

とは言え最近では弁護士が所属している退職サービスなどサポート内容手厚い業者が多いのでそこまで心配する必要はないと思います。

退職代行を利用するデメリットまとめ

・正社員だと3~5万円ほど費用が必要

・サポート内容が薄く、利用するメリットを感じられない悪徳業者もいる

おススメの退職代行サービス4選

・退職110番

こちらは労働問題を専門に扱う弁護士法人が運営しているサービスです。

弁護士が運営しているので、未払い請求や慰謝料請求などが発生する場合も対応してくれます(別途費用が発生する場合あり)

仮に退職できなかった場合は全額返金制度あり。全国どこからでも申し込み可能で、弁護士との面談も必要なく電話・メール等で退職業務が完結します。

退職110番 特徴:弁護士法人運営の退職サービス・全国対応可
料金 43,800円(内容証明郵便込み)
返金制度 退職できなかったら全額返金
オプション あり。未払賃金・慰謝料の請求など。別途費用必要
公式サイト 弁護士法人運営の退職110番お申し込みはこちら

・退職代行ガーディアン

こちらは合同労働組合が提供している退職代行サービスです。

基本的に法律関係が絡む交渉は弁護士しか行えませんが、合同労働組合のガーディアンは労働法の下、退職希望者の代理交渉を合法で行えます。

弁護士系の退職代行サービスは基本的に料金が高額となりますが、こちらは労働組合運営のため費用が抑えれるというメリットがあります。

退職代行ガーディアン 特徴:合同労働組合のサービス 低料金
料金 一律29,800円 ※追加料金一切なし
実績 退職できなかったら全額返金
オプション なし。一律料金
公式サイト 転職代行ガーディアンお申し込みはこちら

・弁護士法人みやび 退職代行サービス

弁護士法人みやびが提供する退職代行サービスです。もちろん弁護士法人が運営しているため違法性は一切なく、仮に交渉で揉める、損害賠償請求を行う、など困難な退職代行にも対応可能です。対応エリアは全国どこからでも可能。最初の相談は24時間LINE、メールにて無料相談できます。

弁護士法人みやび 特徴:弁護士法人運営の退職サービス・全国対応可
料金 着手金55,000円
実績 退職できなかった件数ゼロ
オプション あり。回収額の20%(残業・退職金請求等)
公式サイト 弁護士法人みやび お申し込みはこちら

・男の退職代行

男の退職代行は男性の退職代行業務に特化しており、労働組合+弁護士の指導という形で法的にも問題ありません。通常の退職代行サービスに加え退職代行サブスクのヤメホー(月額3,300円 年2回退職代行サービス可)や退職後の転職サポートで転職成功すると祝い金50,000円など他とは違う珍しいサービスも提供しています。

※女性特化のわたしの退職代行・サブスクもあります。

男の退職代行 特徴:サブスクや転職祝い金と珍しいサービスあり
料金 正社員:29,800円 パート・アルバイト:19,800円 サブスク:月額3,300円
返金制度 退職できなかったら全額返金
オプション なし。追加料金一切なし
公式サイト 「男の退職代行」お申し込みはこちら

女性の退職代行【わたしNEXT】のお申し込みはこちら

最後に

私はブラック企業で鬱一歩手前、しかし妻の助言があり退職する決心をしました。

独身だったらそのままブラック企業で働き疲弊し続け鬱になっていたと思います。

まずは家族や信頼できる友人に相談してみて下さい。一気に気が楽になるはずです。

また相談できる人がいないという人も、最悪退職代行がある。と転職活動し始めるのも良いかと思います。経験があるから言えます。ブラック企業で働き続けるのはデメリットしかありません。精神を病んでまでブラック企業で働く必要はないです。

確かに転職はリスクがあります。私はブラックの大手企業から中小企業に転職した経験がありますが、給与面は確かに下がりました。そして転職後中小企業は倒産しました・・・さらに倒産したので転職した会社でコロナの影響による雇止めと・・・中々苦労しています笑

しかしあの会社を辞めた事は全く後悔していません。あそこで働き続けていた方がもっと苦しんでいたと自信をもって言えます。

利用するかしないかは別にして『退職代行』の存在を知っておいてくださいね。



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