最近では働き方改革の一環として副業の解禁をする企業も増えてきました。また新型コロナの影響により在宅ワークとなり副業をしてみようと検討している方も多いのではないでしょうか。
私は10年以上サラリーマンで営業職として働いてきました。今まで様々な副業に興味を持ちましたが、営業職って自社商品販売する以外にスキルが何もない。そう思ってしまいやる気が起きない。同じように感じている営業の方も多いのではないでしょうか。
しかし営業の人にこそ向いていると自信をもって言える副業があります。それが『Webライター』です。なぜ営業に向いているのか、説明していきたいと思います。
※こちらの記事はクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングで副業をする前提で書いております。
副業はほとんどの場合、ネット環境が必要不可欠です。ただIT系の営業ならまだしも、有形商材の営業となるとネットの知識はないに等しい。私自身もそうで水産物の営業がメインです。ITの要素は全くなく令和の時代に主力の連絡手段はFAX。ITの知識などありません。そんな私ですがWebライターの副業は順調に稼ぐことが出来ています。
目次
Webライターは特別な知識を必要としない
ライターと聞くと文章を一から作成するクリエイティブな仕事。そんな風に感じるかもしれませんが、副業程度ならそこまで大した作業じゃありません。
はっきり言ってしまうと『ネットにある情報をまとめているだけ』です。
もちろん丸パクリはダメですので、多少は自分の経験談や考察を入れる必要がありますが、文章の中身自体はネットで調べるだけで事足ります。
極論を言えば自分が全く知識のない分野でもネットで調べるだけで全然問題なし。Webライターに特別な知識は必要ないのです。実際に私は『神社・仏閣』ジャンルの記事を書いた事がありますが、知識0で書きました。興味すらありません。
営業職の人は納期を守るという意識が既にある
Webライターの仕事を受注する基本的な流れはクライアントが『~というキーワード(ジャンル)で~文字程度の記事を~日までに納品できる方いませんか?』こういう募集に対して応募、価格交渉等を行い双方納得すれば契約となります。
ものすごく当たり前の話ですが、納期を守る事は必須。しかしこれを守らない人が意外と多いという事実。
Webライターは特別な知識を必要としないため、かなりいい加減なワーカーも多く、仕事を受けたものの思っていたより書きにくかった。プライベートが忙しかった。など自分勝手な理由で納期を守らない人がいます。
営業職の人は本業で納期の重要性は既に理解しています。一度受けた仕事は意地でも納期に間に合わせる。こういう当たり前の事が実績の積み重ねとなり、結果良い仕事を受けやすくなります。
営業職の人は自分を売り込むのが上手い
案件に募集する際、簡単な自己PRをして自分を売り込みます。特にWebライターの副業を始めたばかりだとWebライターとしての実績は全くありません。クライアント側としては全く実績のない人に仕事を依頼するのは怖い。なので自己PRが重要になります。
営業職の人は物を売る専門職です。自分を売り込めば良いわけです。
ネット上なので顔が見えない相手との交渉となり、普段とは勝手が違いますが営業の経験はあなたが思っている以上に役立ちます。自信をもってアピールしてみましょう。
Webライターは金銭的なリスクがない
FXや株式投資などを副業にしている人は当然ながらリスクがあります。しかしWebライターはリスクなし。仮に失敗、契約したもののクライアントが満足する結果ではなかったとしても金銭的なリスクはありません。
比較的低リスクと言われるブログ運営であってもサーバー代、ドメイン代など多少の費用は必要ですが、Webライターにはネット環境さえあれば費用は0円です。
Webライターはパソコンのスペックがしょぼくても問題ない
副業によってはパソコンのスペックをある程度求められるものもあります。例えば動画編集など。もちろん最近はYouTubeをはじめとして多くの動画投稿サイトがあり動画編集の需要は高まっています。
しかし問題はパソコンのスペック、さらに編集ソフトが必要という事。快適な作業環境を整えるため大多数の人は設備投資する必要があります。
一方Webライターは文章を作成するだけなのでパソコンのスペックはしょぼくて問題ありません。作業効率が悪いのでおススメはしませんがスマホだけでも出来ない事はありません。
副業で『営業代行』をオススメしないワケ
少し余談ですが多くのサイトは営業職におススメな副業として『営業代行』を勧めています。営業代行とは簡単に説明すると企業と業務委託契約を結び商品の営業を代行、成果に応じて報酬を得るというものです。
確かに営業代行は収入も青天井であり、本業以上に稼げる可能性はあります。
しかし営業代行を進めている記事を書いている人、『お前営業した事あるか??』と疑いたくなる。
多くの営業マンは自社商品でも販売するのに苦労しているはずです。空いた時間の副業で簡単に商品売れるでしょうか?営業代行なんてものは成果報酬です。売れなければどうしようもありません。
営業代行を否定するつもりはありませんが、これは副業というよりは営業力に自信がある人が独立を見据え行う副業でしょう。
多くの営業マンはそんな勝負をするのではなく、月2-3万ぐらい無理なく好きに使えるお金を稼ぎたい、そう思っている人が多いのではないでしょうか。そういう意味でおススメできるのはやはりWebライターです。
まとめ
今回はサラリーマンの営業職にWebライターがおススメである理由を解説してきました。最後にまとめると
私自身今となってはそれなりにWebライターで稼いでいますが、やはり最初は勇気がいりました。しかし実際に始めてみれば案外簡単です。
仮に失敗しても何のリスクもないため、とりあえずやってみる!そんな感じでぜひチャレンジしてみて下さい。
Webライターの仕事はクラウドソーシングのサイトに登録すれば簡単に始められます。まずは大手2社のクラウドワークスとランサーズ、この両方に登録してみましょう。
個人的な印象ですがクラウドワークスは案件(ジャンル)の幅が広く仕事が見つけやすいが報酬単価が低め。ランサーズはやや専門性が高く報酬単価も高い。そんなイメージです。とりあえず両方登録してみてあなたに合う方で進めれば良いでしょう。
最後に少し注意喚起。この手の記事内容にありがちなのが『1ヶ月で~十万円稼げる!今だけ一部限定公開』みたいなやつ。いわゆる『情報商材』、これほとんど詐欺なんで気を付けて下さいね。
全部が詐欺とは言いませんが、もし有料の情報商材を買うなら、誰が書いた記事なのか?その人は信用できる人間なのか?しっかり調べてから判断して下さい。