あなたがこの記事を見ているという事は『ゴルフうざい』『誘ってくるなクソ上司』そんな風に感じている人ではないでしょうか。
新卒の新人で『社会人はゴルフ始めるべき』そんな風に言われて興味全くないけどどうしようか、と悩んでいる人かもしれませんね。
私も新卒で入社した会社では最初そんな感じでした。興味ゼロ、やる気もないのに少ない給与の中からゴルフクラブを買った苦い経験もあります。
さて、では実際にサラリーマンがゴルフをするメリットってあるのでしょうか。私自身の経験を踏まえ解説していきます。
目次
サラリーマンのゴルフは出世のためにメリットはある。
結論から言うと『出世』という面ではメリットがあるのは確かです。
ある程度の大きい会社だと社内コンペという謎のイベントがほぼあります。また中小企業であっても社長がゴルフ好きのパターンは多い。
サラリーマンにおいて社内営業は非常に重要であり、ゴルフにメリットがあるのは間違いありません。
もちろん取引先相手の接待ゴルフなど社外においても関係性を構築する場となり、メリットはあります。
つまりサラリーマンが『出世』をするツールとしてゴルフはメリットがある。
ただそれだけです。よく『自然の中でリフレッシュできる』とか言いますが、山をぶっ壊したゴルフ場でリフレッシュとか意味不明です。それだったら手つかずの雑木林でカブトムシでも探した方が良い。
『マナーが身につく』とか言いますが、ゴルフしている人がゴルフ場以外で100%マナーが良いと言えますか? ゴルフ場では偉そうにマナーを語っている上司が社内ではパワハラまみれ、とかよくあります。マナーは別にゴルフしているから身につくものではない。
重ねて言いますが、『出世』という面でゴルフはメリットあります。会社で出世することを第一の目標にしている人はゴルフ頑張りましょう。
どうしてもゴルフをしたくない場合の解決法
『出世』をするのにゴルフが有効な手段であると説明しましたが、『どうしてもゴルフをしたくない』そんな方もいるでしょう。私もそうでした。
ゴルフには様々なデメリットがあります。出世のためとはいえ受け入れられない人もいるのではないでしょうか。
ゴルフのデメリット
・そもそも嫌い
・お金がかかる
・朝早い
・休日がつぶれる
・プライベートを大事にしたい
・休みの日まで仕事関係の人と関わりたくない
ではどうすればゴルフを回避できるか、そちらについていくつか例を挙げてみます。
▼圧倒的に結果を出す
圧倒的に結果を出していれば、ゴルフにいくら誘われようが断れます。
営業職で言えば、『数字を出す』ですね。
当然ながらゴルフをしないからと言ってサラリーマンが結果を出せない訳ではありません。毎日のように仕事終わりに練習。社内コンペは毎回参加。休日は接待ゴルフ。そんな人よりも圧倒的に結果を出していれば、誘われようとも簡単に断れます。
▼ゴルフ以外の趣味を取引先とやる
わたしが実践していた方法がこれ。重要な取引先のキーマンが『釣り』好きな人多く、私自身も釣りが趣味でした。やりたくもないゴルフをするくらいなら、好きな釣りだと多少マシ。
もちろん何の趣味でも良い訳ではありませんが、ゴルフしてなくてもあれなら仕方がない・・・と会社、上司が黙るものを探してみましょう。
▼断固として拒否する
飲みの誘いなどもそうですが、所定労働時間以外は会社と関わりたくない。その考えの人は無理にゴルフに付き合う必要はないでしょう。
ゴルフをしないからと言ってクビになるわけではないし、最近だと会社での出世をそこまで重要視していない人も多いですよね。
わたしはこれでゴルフをやめました
ちなみに私は新卒で入社してから2年くらいは嫌々ながらもゴルフに付き合っていました。
しかし結局はゴルフクラブ自体も売り払い完全にやめています。
やめたキッカケは休日の『接待ゴルフ』です。
休日の接待ゴルフって、ゴルフしている時間が労働時間としてみなされない、ってご存じですか?これには裁判例もあり、何か特別な事情がない限り原則労働時間として認められていません。
つまり休日出勤手当なども当然ながら付きません。
嫌々接待ゴルフをして、1日中取引先に気を使い、これ労働じゃなくて何なの??
馬鹿らしくなって完全にやめました。
余談ですが、金にもならずストレス貯める時間があるなら、その時間副業する方がよっぽど有益。そう思い休日はもちろん、平日の飲みなども基本断って副業をしていました。
副業は良いですよ。会社の看板無しで稼ぐのは金額の大小に関わらず自信になります。
こちらにリスクの少ない副業をまとめているので、良かったら参考にして下さい。
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結論:ゴルフはメリットあるが、嫌ならやらなくても良い
取引先とゴルフするから、と会社にゴルフクラブを持っていく、これ結構普通に見られる光景です。しかし取引先がパチスロ好きだから、といって会社に実機持ち込んだら間違いなく怒られますよね・・・笑
一緒やん・・・って思いますが、ゴルフはなぜか特別です。
サラリーマンにとってゴルフをすることはメリットがあるからこそ特別扱いを受けているのだと思います。
長年サラリーマンをやってきましたが、究極のサラリーマンとは会社の言う事に疑問を抱かず無意識に洗脳される事が出来る人。と思っています。
ゴルフで言えば『社会人はゴルフすべき』と言われれば何も疑問を抱かずに『そういうものだ』とゴルフを始める。そして部下ができれば同じことを言う。
馬鹿にしている訳ではなくこれは一種の才能です。『組織に順応する才能』とでも言いますか。
あなたがどうしてもゴルフをしたくないなら、『組織に順応する才能』がなかったのでしょう。
ゴルフにメリットがあるのは間違いありません。しかしメリットを考慮しても嫌ならやらやらなければ良い。嫌々やっても私のように最終的にはやめます。だったら早い段階でゴルフやらない宣言して、誘っても無駄。そう思われる立ち位置を築く方が良いでしょう。